SSブログ

一期一会 [Other]

友人とショッピングした、その帰りのこと

友人と別れて、バスで帰ろうと思い駅のロータリーに行くとちょうど目当てのバスが発車したところでした

停留場のベンチに座って、音楽を聞きながら待っていると、隣に座っていたおばあちゃんが突然話しかけてきました

しかも、前置きなしにいきなり

「さっきの面接受かりそうなのよ!」

から始まって、ずーっとしゃべりっぱなし

聞いてもいないのに、おばあちゃんのプライベートなことまで話しだす始末

〇〇の都営団地で、一人暮らしをしている(以前は息子と住んでいた)Hさん61歳。

今は愛猫2匹と同居。(写真付きで説明、うち一匹は預かっている猫)※5年一緒にいるっていうのは預かっているの範囲なのかやや疑問

昼間は都心のビルで清掃のバイトと、その近くで2時間ほどランチタイムのバイトもしているらしい。

今日は、別ビルの夜間清掃のバイト面接を受けた帰りで、面接は好感触だったので今日明日中にも良い返事がもらえそうだということ。

そもそももうひとつ仕事を増やさなければならない理由が、昼間のバイトはおばあちゃんの他に数名の同僚がいて(いずれも女性)、おばあちゃん曰く「私の方が数年先輩なのに」いぢめられるらしい

ホントはプラス2時間残業して働けるんだけど、その人達とはそれ以上一緒にいたくないので、もうひとつアルバイトを探していたところ、ちょうど職安で良さそうなところを見つけ、今日面接してきたこと

ただこの新しい仕事も、5人で働く職場らしいので、またいじめられるんじゃないかと少々不安なこと

でもこれ以上働くと家賃が上がっちゃうから気をつけないといけないということ


等々...

見ず知らずのおばあちゃんだったのが

ほんの5分~10分くらいの間に「〇〇在住のHさん」というリアルな存在に変わていました

その間私はただただ、うなずくか「はあ」とか「へえ」とか相槌をうっていただけ(笑)

てか、びっくりしちゃって(半分怖いし)

心の中では「このまま話続けられたらワタシ、〇〇町行きじゃなくて××町行きに乗るから、このおばあちゃんに何て言って別れればいいんだろう...」と困っていたんだけど

いざ先に〇〇町行きのバスが来たら、おばあちゃんさっさと乗って行っちゃった(笑)



もう二度と会うことはないだろう「〇〇団地に住むHさん」

「ワタシこれから、パチンコ行くのよ。どうせ一人だから、帰ってもつまんないしね」って最後のセリフが、この数分間の怒涛のおしゃべりのなかで一番リアルにせつなく聞こえたなぁ...




もひとつびっくりしたのは、おばあちゃん、おばあちゃんって書いてるけど、実際はウチのママンよりも5~6歳若かったことだったりする!




nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 2

ひろこ

noriさんのママはすごい若いです!
ワタシが若かりし頃、「今からでも5分あったら努力しなさい。」と言われたなぁ~。
そんなありがたいお言葉をヒシヒシと感じる今日この頃(笑)
by ひろこ (2010-09-12 23:55) 

nori

ひろこちゃん♪

今でもそんなこと言ってるよ
だから、娘のワタシが逆反面教師でなーんにもヤラナイ子に育ってしまったのかも(笑)

by nori (2010-09-13 09:47) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。